この写真はね、松岡美術館で開催中の中国陶磁名品点で
展示されている「釉裏紅芭蕉文水注」。
(中国にはいつ頃 バナナ(芭蕉)がはいってきてたんだろー??)
景徳鎮窯というとアノ青い色のイメージで固まってしまってる
ワタクシですが、始まった洪武期は洪武帝の好みもあって
赤(というか、小豆色に近いね)があったり、カラフルだったり
日曜の朝だというのに、人っ子ヒトリいない、静かな部屋で
じっくり鑑賞すると楽しいよ。。(一時間たってもダレも来なかった
って。。。ワタシは幸せ、、でも、美術館的にどうよ。。)
安宅英一の眼では見られないけどさ。。
それに引き換え。。。
コチラ「北斎~ヨーロッパを魅了した江戸の絵師」@江戸東京博物館は、
最終日ということで十重二重。。。
まぁ、売り絵だから、仕方ないけど、北斎の手になるものも
含めて里帰りしているという作品のほとんどは西洋好みってか
なんだかフラゴナールみたいで、あんまり好きになれなかったなー。。
でも、風俗を知るっていう意味では、大きな提燈の赤い部分って
最初に塗らないんだー、、とか、発見させられて
面白かったかも。。。
おっと、松岡美術館はフラッシュたかなきゃお写真
しばらく行かなかったら
ケイタイのバーコードで解説も読めるようになってました。。
そして、こんな展覧会もー。
美術館的には晩年の油彩だとか、浮世絵の影響とかを
見せるというのが売り物なんだけど。
まっつ、モトモトあんまし、好きな画家ではないので
そのあたりは、カルークね。。
むしろ初期の版画作品でダンサーのファラー嬢の小品(3連作)
だとか、リトだけどA1の紙をつなぎ合わせたような
ポスターだとかのほうに目がいったワタクシです。。。
ひとの好みといいますのは、いろいろでんな。。
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