
異邦人たちのパリはやめとこうと思ったのにさ、
帰りの電車でさ、
明日からっていう中吊り広告みちゃってさ、
きっと混んでるよね、
でも、新国立行きたかったしさ、、
新国立が始まる30分前に通った時はね、
門の前に数人しか並んでなかったし。。
30分あそこでじっとしてるのもねー。
じゃっ、先にお買い物してからにしよっ!
ってなわけで、またもご利用ミッドタウン
のスーパーマーケット。。
日本人の大好きな印象派、モネ大回顧展
と来れば、そんな甘い態度ではいけなかった
という事を半ば忘れて5分前に到着したら。。
ちょっと混んでましてね。。
500人も並んでたんですねぇー。。
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まっつ、そんな事はよいとして。。
日本各地やオルセー、ボストンを始めとした
アメリカの美術館等からそれなりの数を
集めてきているので、「大」は大げさとしても
回顧展としての体裁は整っているかな。。
近代生活>>
印象(光>諧調>色彩)>>
構図(簡素>ジャポニズム>平面的構成>反射映像)>>
連作(リズム>形態>変化>移ろい)
というテーマ毎にモネの作品が並ぶだけではなくって
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それらのテーマに関わるモネと同時代或いは
モネ以降の作品を並べて、
同様のテーマがどのように継承されているのかを
考えさせようとのキュレーターの意欲が現れている
という点が、大回顧展らしさ、ともいえるかな。。
事前に勉強してこないと
スーラとかドランとかポロック等なんかが一緒に
見られるとは思わないもんね。。
宣伝的には「積みわら」とか「睡蓮」とか
「パラソルをさす女性」
を目玉としているけど、ワタクシ的には
① ヴァランジュヴィルの漁師小屋
② マルタン岬から見たマントンの町
の光の取り込み方→
後々の画家に影響を与えるような色の多彩さ。。
これぞ、印象派の光っていう感じで、結構好きだなぁ。。
それと、マンガチックな吹き出しセリフや
POPな題材でおなじみのリキテンシュタインの
ルーアン大聖堂V。。
モネも色々な天候や時間帯によって変化するルーアンの
ゴシック聖堂を数多く描いている。
マネの草上の昼食のように、人が登場しないから
他の作家がデフォルメの題材にしていると断定
しにくいけれど、(でも、題材にとった作品も
オルセーにありましたねぇ)
リキテンシュタインお得意のドットを使って
みせる色の変化は明らかにモネに対する
究極のオマージュ。。
立ち位置を変えながら移動すると真ん中だけが
動く画像のように色彩と光が変化する。。
この作品だけでも、意欲的な展示方法の価値があるな。
全97点という事で、小一時間で出てきたら
あらら、列は雲散霧消・・・
10時半頃のほうが入りやすいのかもしれませんよー。。
またまた、ミニ情報でした。。
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