2007年4月7日土曜日

【過去日記 2007/4/07】 ついつい。。。。ふらふらと。。。


昨日のぐるっとパス受渡オフで聞いたからさ、 
異邦人たちのパリはやめとこうと思ったのにさ、 
帰りの電車でさ、 
明日からっていう中吊り広告みちゃってさ、 
きっと混んでるよね、 
でも、新国立行きたかったしさ、、 

新国立が始まる30分前に通った時はね、 
門の前に数人しか並んでなかったし。。 
30分あそこでじっとしてるのもねー。 

じゃっ、先にお買い物してからにしよっ! 
ってなわけで、またもご利用ミッドタウン 
のスーパーマーケット。。 


日本人の大好きな印象派、モネ大回顧展 
と来れば、そんな甘い態度ではいけなかった 
という事を半ば忘れて5分前に到着したら。。 

ちょっと混んでましてね。。 
500人も並んでたんですねぇー。。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070407-00000502-yom-soci 

まっつ、そんな事はよいとして。。 

日本各地やオルセー、ボストンを始めとした 
アメリカの美術館等からそれなりの数を 
集めてきているので、「大」は大げさとしても 
回顧展としての体裁は整っているかな。。 

近代生活>> 
印象(光>諧調>色彩)>> 
構図(簡素>ジャポニズム>平面的構成>反射映像)>> 
連作(リズム>形態>変化>移ろい) 
というテーマ毎にモネの作品が並ぶだけではなくって 
http://monet2007.cocolog-nifty.com/blog/works.htm#top 

それらのテーマに関わるモネと同時代或いは 
モネ以降の作品を並べて、 
同様のテーマがどのように継承されているのかを 
考えさせようとのキュレーターの意欲が現れている 
という点が、大回顧展らしさ、ともいえるかな。。 

事前に勉強してこないと 
スーラとかドランとかポロック等なんかが一緒に 
見られるとは思わないもんね。。 

宣伝的には「積みわら」とか「睡蓮」とか 
「パラソルをさす女性」 
を目玉としているけど、ワタクシ的には 
① ヴァランジュヴィルの漁師小屋 
② マルタン岬から見たマントンの町 
の光の取り込み方→ 
後々の画家に影響を与えるような色の多彩さ。。 

これぞ、印象派の光っていう感じで、結構好きだなぁ。。 

それと、マンガチックな吹き出しセリフや 
POPな題材でおなじみのリキテンシュタインの 
ルーアン大聖堂V。。 



モネも色々な天候や時間帯によって変化するルーアンの 
ゴシック聖堂を数多く描いている。 

マネの草上の昼食のように、人が登場しないから 
他の作家がデフォルメの題材にしていると断定 
しにくいけれど、(でも、題材にとった作品も 
オルセーにありましたねぇ) 
リキテンシュタインお得意のドットを使って 
みせる色の変化は明らかにモネに対する 
究極のオマージュ。。 

立ち位置を変えながら移動すると真ん中だけが 
動く画像のように色彩と光が変化する。。 

この作品だけでも、意欲的な展示方法の価値があるな。 

全97点という事で、小一時間で出てきたら 
あらら、列は雲散霧消・・・ 
10時半頃のほうが入りやすいのかもしれませんよー。。 
またまた、ミニ情報でした。。 

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