2013年1月27日日曜日

細長い理由は。。。。エルグレコ展


1月の最終日曜日、お誘いがあって、夕方四時集合して鑑賞しに行きました。



もともと大好きだから、行こうとは思っていたんだけど、なんちゃって外交と、次のなんちゃって外交の間だから、自分では行くつもりはなかったんですけど、この日に行って大正解!

だって。。。
久しぶりに、鑑賞環境が素晴らしい。。。
つまりは、その時間帯にいらした他の鑑賞者のみなさんの雰囲気がとてもよかったんです。グレコのファンはもとより、鑑賞する事を愛して止まない人達ばかりの、真剣な空気感の中で鑑賞していると、凄く集中できるんですよね。

何が良かったって、それが一番良かったって、同行の皆さんに話したら,
ちょっと失笑だったような気もしますが、鑑賞環境は私にとっては大切なんですよ。

さて、その集中して見たエルグレコ展。普段欧米の美術館でもなかなか見られないようなトレドにある作品が多くて、お初の対面の肖像画や、所蔵していた書物の余白にびっしり書き込まれた建築や絵画に対する見解など、ただの「ギリシャから流れてきた宗教画と肖像画を特徴的な筆致で描いた画家」的なイメージしかなかった私達(いや、私)の目を開かせてくれました。

建築・彫刻・絵画という諸芸術を教会や礼拝堂という神の光に照らされた空間内に全て融合させたという点が重要な新たな気付きです。教会の祭壇衝立の設計を行うなど、建築家としての顔。。。ダ・ヴィンチ程マルチではないにせよ、広範囲に興味を持ち活動していた人なんだ、と知ると益々興味が深くなります。

ダ・ヴィンチの受胎告知の時にも、実際にかかっていた教会で、人々が見上げる位置を計算した上での、描き方をしているので、正面からみるとやたら手が大きいとか、バランスが悪くみえる、との解説があって、目から鱗だったけど、エルグレコの場合も、あの特徴的な細長~ーーい顔や身体は、人びとの目線を計算した上での、意図的な描き方出会ったことを改めて確認しました。なるほど、トレドの教会で見た時は、さほど、違和感を感じなかったわけですわ。

しかし、そうなると、美術館に全てを持ってきてしまって「畏まって」鑑賞というのも、えらく変な目線でみていることになりますねー。特に海外で常設しているところ。。勿体無い掛け方をしている。。
ということになりそうですね。。

さて、ダ・ヴィンチの受胎告知の話に触れたので、受胎告知関連で言うと、グレコの場合も当然、描いているわけですけど、今回の展示で素晴らしかったのは1576年頃に描いたものと約25年後に描いたものが仲良く展示さてていること。






































(左が若いとき、右が25年後)

若いときのは、構図もまぁ、普通といえば比較的普通。ダ・ヴィンチ等で見慣れたガブリエルとマリアの左右の位置は逆だけど、床のタイルのだとか、奥に広がる景色だとか・・まぁ定石なんでしょうか。でも1600年に描かれた(日本は、天下分け目の関が原なんていう時代ですねぇ)受胎告知は。基本構図は変わらないけれど、ぞろぞろ目白押しになって並ぶ天使の顔が天まで昇り、その天界では妙なる音楽を奏でるヒト(神か?天使か?)たちが祝福している感じ。日本の絵巻が横展開の物語だとすると、細長く画面展開するエルグレコは縦展開ですねぇ。。これも、見るヒトの目線を意識しているんでしょうね。。

個人的には天使の顔がずらーーっと並んでるのが。。。実は私よく、ノートの端きれとかに、いたずら書きをするときにこうやって頭ばっかり並べて描いていたことがあって。。。個人的には超受けました。。やっぱ、そうするよねぇ。。と語りかけてしまった。。苦笑。

そのほか、宗教画以外で珍しく女性(内縁の妻説あり)を描いた、「白てんの毛皮をまとう貴婦人」のてんの毛並みの描き方や、ポーセリンのように白く透き通った肌やヴェールの透き通った生地のの描き方に、(普段のイメージとは異なるグレコの絵というだけで)うっとりしてみたり。。。



修道士オルテシオ・フェリス・パラビシーノの肖像↓も二重丸つけてるところみると、ぐっと引き込まれていたんだなぁ。。

楽しまさせていただきました。

2013年1月26日土曜日

【過去日記 2013/1/26】 髙山辰雄・奥田元宋@山種美術館

実は、始まる前はそれほど期待していなかったのだけど、この展覧会は想像以上に素晴らしかったです。

81歳の髙山辰雄さんが、経年により、黒群緑でモノクロでに描いた聖家族は、その意図とおり少し銅色っぽい茶色が周囲に表出、そして辰砂絵具をほぼ透明に近く溶いて人物の周囲に薄く塗ってあるということなのだけど、これが、後光のような効果を生んでいました。

Photo: 山種美術館の高山・奥田展では、高山辰雄の《聖家族》シリーズも明日が見納めです。図版では伝わりにくいのですが、墨ではなく焼いた絵の具による黒色が醸し出す立体感と、高山作品特有の静謐で深い精神性を感じに来てくださいね。(山崎)

眺めれば眺める程、味わい深い。髙山さんはこの変色の効果を見ることは出来なかったでしょうけど、頭の中では、想像できていたと思うと、凄みを感じました。

それと、奥田元宋さんの透明感と奥行、地に丁寧に塗られた金泥の煌めきの効果が素晴らしい絵の数々。
Photo: 奥田元宋《湖畔春耀》(山種美術館蔵)。十和田湖畔の木々の緑と山桜を描いた作品。元宋は自然に接するとまず色が目に入ってくるのだと語っています。この景色も元宋の目にはその色調が「古代裂」のように映ったそうですよ。(山崎)
奥田元宋《湖畔春耀》©山種美術館FBサイトから

この煌めきは写真ではわかんないですよねー。美術館に行く醍醐味ですね。



大画面の奥入瀬渓流の秋と春の絵は、眺めれば眺めるほど奥行と木立の間を駆け抜ける風と水飛沫、水の冷たさが感じられるような臨場感が素晴らしい絵でした。

Photo: 山種美術館の高山・奥田展は明日が最終日。奥田元宋の《奥入瀬》の春と秋が同時に展示されるのは次は何十年後になるかは、全く未定。マイナスイオンたっぷりの6mの大画面2点の迫力をぜひ堪能してくださいね。どうぞお見逃しなく!(山崎)
奥田元宋《奥入瀬》©山種美術館のFBサイトから

歌会の召人にもなられた歌人でもある奥田さんの絵にはどれも、心を奪われました。



会期は27日までなので、私はもう行けないけれど、お時間あったら是非ー♪

【1月26日の過去日記から・・・】

2012年11月12日月曜日

【過去日記 2012/11/12】歴史観が変わっちゃう? 「中国王朝の至宝展」にもブロガー招待会で行ってきた!


近代美術館でのブロガー招待会「美術にぶるっ!」に引き続いて、コチラ「トーハク」(東京国立博物館@上野)で開催中の「中国王朝の至宝展」に行ってまいりました。トーハクは年間パス買ってるので、特別展には行きたければ行けるわけですが、正直言ってあんまり食指がわくテーマではなかったんですね。タイトルからいうと。。最近は結構「鏡」が面白いと感じるようになったので、古い文物でも多少は興味を惹かれることもあるけれど、「王朝っていうから、どうせ、歴史の古い順から並べてるわけでしょ?」みたいに甘くみてたわけなんですよ。

パンフレットだって「4000年の間、中国各地にはいくつもの王朝が誕生し、特色ある豊かな文化が育まれてきました。それらは相互に影響を与えつつ多様な展開をとげ、世界に冠たる中国文化を形成していきました。」「夏から宋の時代にわたる中国歴代の王朝の都・中心地域に焦点をあて、それぞれの地域の特質が凝縮された代表的な文物を対比しながら展示するという新たな手法によって、多元的でダイナミックに展開してきた中国文化の核心に迫ります。」とは書いてはあるんですけどね、でもそれだけではこの対比の意味がわからなかった。

今回の招待会は一時間というきわめて短い時間のうち40分ほど会場内を移動しながらギャラリートーク形式で展覧会の見所を企画担当の松本部長が解説してくれるというもの。なので全部をじっくり見ることはできなかったので、きっちりとはご紹介できないけれど、この解説が目から鱗でした。

今回の企画は「中国の歴史」といったって、歴史の授業で学んだようにあたかも一本道でできたように王朝が入れ替わったわけではないということを判ってもらおうというもの。

考えてみたら、そりゃそうだ。私たちはついつい、秦の次は漢、漢の次は三国が争ったりした後に、隋、唐、宋、元、明、清と続く。。。。っていうイメージをもって中国の歴史を捉えてますよね。(私だけ?)ましてや始皇帝が統一する前の時代は春秋・戦国は勿論、その前は混沌としたイメージだけ。でも、広いあの国土を「ひとつの中国」としたのは、現代を除くと元の頃だけで、他はもっと地域限定だったわけですものね。同時期に違う文明と文化の人たちが今の「中国」の領土を形作っていたんですよね。

 史記などに漢字で記録された国や部族だけが歴史ではない・・しかもイメージする中国の文物とは違う「物」を、しかも精巧に作っていた・・・文字が残っていないので何のために?どのような経緯で?ということはわからない。。でも羽がついた一本足でくちばしを持つ人「形」が蛙のような動物の上に乗っかっている鳳凰のような鳥の上に更に乗っているモノ。。を作っていた「楚」の国の出土品は、この異形のヒトばかりではなく、巨大な、でも精巧な柄が刻まれている「虎座鳳凰架鼓」とか(写真撮ろうとしたけど、反射がひどくてうまく撮れませんでした・・・是非ご自分の目で確認してみてくださいね)。。なんかすごいものがいっぱい。何のために使ったのか想像をめぐらすだけで楽しい。巨大といえば、ちょっと戻って、第一章の蜀についても謎だらけ。「突目仮面」という大きな青銅器も、同じ時期の夏・殷のものとは(展示されているものを見る限り)全然違う巨大さ。一応これは神事に使うものかも。。ということにはなっているし、殷時代に多く見られる青銅器によって刷り込まれている青銅器のイメージもあるので、解説を聞くまでは、殷の国の場合は酒器のような器、蜀の国の場合はこういった常識とは異なる仮面を作っていることが大きな違い・・・なんてわからなかった。その意味でも展示の一番最初に登場するとても小さいけれど純金でできた仮面は、青銅器文化である夏や殷とは違うという特徴的な展示品なのでした。

 この蜀とか楚とかの品々はここ20年くらいで出土したそうです。今までの古代文化に対する認識や常識では考えられない文化の存在がわかったということが大きいということなんですね。だから同時代の二つの地域の文化を対比してみせるという今回の企画に繋がったということなんでしょう。

その後の章については秦と漢の違いとか、北朝と南朝、同じ唐時代の首都 長安と宗教都市であった洛陽、漢民族文化を引き継いだ宋と北方の遼の違いをときおこすというもの。治世そのものはとても短い間だった秦の始皇帝の兵馬俑にみられるようなスケールが大きく、破格さを示しているのに比して400年の長きにわたって王朝が続いた漢は安定期特有の洗練された様式美が形成されていた。。。とかね。本当の魅力はもっとあったのかもしれないけれど解説が駆け足だったこともあり、後半の対決には若干無理があるかなーとも思わないでもないけれど、展示されているもの自体はどれも美しく素晴らしいものが並んでいました。
最後の写真は北宋時代の一枚のレンガに描かれたカラフルな仏様、そのほか最終展示として2008年に発掘され、本邦は勿論中国でも一般公開されていない巨大な仏塔「阿育王搭」は一見の価値ありです。すごいきらきらしてる。

視点を変えて見るということがどれだけ大切かということを教えてくれる展覧会です。12月24日まで。東京国立博物館 平成館 @上野公園

【蜀】突目仮面 フシギな形の巨大な青銅の仮面
【殷】 この地域での典型的な青銅器ー酒器ですね
【楚】これがフシギな羽のついた一本足のヒト?なんどみてもフシギ
【唐】実はこの頃の美人は後代になるにつれマツコDXのようなふくよかーな人だとか。。楊貴妃のイメージが変わる。。

2012年11月8日木曜日

【過去日記 2012/11/8】 美術にぶるっ!=東京近代博物館で絶賛開催中・・・・・FBやってるおかげでブロガー扱い=ブロガー向け内覧会にいってきたーの巻



美術にふるえたことがありますか?

美術を体験すること。
深く感動すること。
知的に考えること。
それらすべての出発である衝撃を「ぶるっ!」という言葉でひょうしました。
あらためて大切にしたいと思う美術鑑賞の原点です

。。。。。。。。。。


・・という解説から始まった約20分弱のミニレクチャー、図録、招待券一枚、音声ガイド、写真撮影OK(但し一点のみはNG)、しかも夜6時半から9時まで!というどんだけGenerousなんだ?という東京国立近代美術館(MOMAT)開館60周年記念展覧会「美術にぶるっ!」のブロガー向け夜間特別観覧会に行って来ましたー。(ツイッターとFBやってる人もブロガー扱いしてくれるので、行けたのです。サンキュ) 昨日のこと。今日は今日でトーハクの中国王朝の至宝展ーーこれも担当部長さんの解説のおかげで、面白さ100倍。。それはまた後日ご報告するとして。。。今日は美術にぶるっ!(ビックリマークは斜めってます。)

みどころは
1 所蔵品ギャラリーが10年ぶりにリニューアル
「近代美術の流れ」としていた常設展示を「MOMATコレクション」に改称し
①ハイライトコーナーと②日本画コーナーの誕生というより分離)、もっと展示室を細分化し
壁紙を一部紺色に、休憩コーナーはオレンジの床色にして(3階にあった資料コーナーを



名前を変えた「眺めのよい部屋」部分の導入部に移設

2 寄託作品を含む重要文化財13点(日本の重要文化財は全部で51点中)一挙に公開

3 1階(第二部)実験場 1950's展との連動(連続性)
時の流れは①MOMATコレクションの「戦争の世紀に1・2」(これも大きな部屋の一部だったものが独立してる)から②戦争が終わり、サンフランシスコ講和条約を日本が結び漸く日本が独立国としての自尊心を取り戻した1952年(そして、同年に近美=MOMATは開館)を含む50年代、戦争の傷跡・基地闘争などが混沌とした1950年代はジャンルの垣根を越え作家と鑑賞者が交流する「場」が存在した。
そこから革新的な表現がうまれた、との認識により実験場と名づけた「実験場1950s展」へ
そして更に時代は、60年代70年代となり再びMOMATコレクションの「疑うこと、信じること」へと続いていく。
しかし、近代美術館の役割は近代美術史の研究としてこの時代を単に回顧するのではなく「現代の文化や社会を批判的に考察し新しい価値創出に向けた問題提起を行うこと」、と位置づけ。

短いながらもコンパクトにまとまったミニレクチャーを聞かなかったら第二部との連携に篭めるキュレーター/主催者の思いと熱意を理解することは難しかったかもしれないので、本当に昨日の内覧会はレクチャーを聴いて更によかった!と思えるものでした。

コレクションの名品が一堂に会しながらも「名品展」ではない!と言い切るあたりも、そのリニューアルの成果を感じることに繋がってよかったなぁ。

絵の並べ併せ方の問題だけ。。かもしれないけれど、今までどうしても好きになれなかった原田直次郎の「騎龍観音」が、萬鉄五郎の「裸体美人」と隣り合わせになり、背景の壁紙の色が紺色になっただけで、以前とほぼ同じ位置にかかっているにもかかわらず、かなり魅力的に写ったわけで。。⇒
もともと好きな劉生の「切通之写生」の隣に、タッチは全く違うし対称的でもないのだけど、同じように下から上へのカーブを持つ絵がかけられたりしていて(作品名確認しわすれたー!泣)、絵を鑑賞することの楽しさを再確認できる展示の工夫が以前にも増してなされるようになったという感じ。⇒

未だにあのガラスのケースに入って展示されている屏風絵などの扱いが変わらないのは残念だけど、ガラスのケースから飛び出してきた絵たちの生き生きとしたこと!小倉遊亀の「欲女 その1」がこんなに大きな作品だったんだと再認識させられた


のも、日本画フロアを分離した・・・というか、再構成して一部は4階同様紺の壁紙の効果ー上村松園の「母子」とかねーが上がっている感じ。



改装を担当された方たちの思いが伝わってきましたよ。

思いの強さという意味では、第二部は咀嚼するには、置いてある資料も含め、相当な時間をかける必要があるのではないか?と思ってしまうけれど、「現代の文化や社会を批判的に考察し新しい価値創出に向けた問題提起を行うこと」を単純化していくと。。。
第一部の原爆の刻印ーーその被害が公にされたのはMOMAT開館の1952年



つまり7年もの間、真の被害状況を人々は知らされていなかったーー翻ってフクシマはどうなの?7年の歳月を要するのかという暗喩

・・同じく砂川事件

ーー場所を変えて基地への反対は今も続くー

現代への連続性?東山魁夷の道が東北の地に題材をとられたところ




からスタートし50年代の国土開発で失われていく東北地方の原風景への思い?

まっ、全く違うかもしれないけれど、こんなことを考える自由をあたえてくれるのも主催者の狙いかもしれないし、メッセージなのか?などと考えながら鑑賞していると
あっという間に9時に!

限られた鑑賞時間ではムリーと思ったわけですね。ま、時間がたっぷりあっても現代美術の解釈は難しいことが多いからね、それぞれのコーナーでもらった4枚の解説の紙を後でもう一度読んでから、出直してきます!

さて、そんな中でちょっと気になった(・・・というか初めてみて好きになった)・・・いやいや、昨日の内覧会一「ぶるっ!」と来た作品はコチラ。⇒

福沢一郎の「牛」 ピンク色の大地と穴のあいた牛(黒の模様。。。ではなく穴があいて空洞)。。
このなんともシュールな絵は「戦争の世紀に1」のコーナーにかかっていました。戦争への序章ともいうべき満州国の理想と現実のギャップを描いたんだそうな。。

いやいや、500点超という今回の展覧会、レクチャー始まる前は今日は二時間もあるから十分あると思うかもしれないけれど、メリハリつけないと時間が足りなくなりますよ、とご説明いただいた主任研究員の鈴木さんのウォーニング通り、ホント、時間がいくらあってもたりないくらいでした。
今まで何度も見ている好きな絵が多いし・・・と思っていたんだけどなぁー。
やっぱり展示の方法が変わるだけで、今まで気付かなかった魅力がまた新たに発見できる。。ホント美術鑑賞ってつきることはないよなー。。。

もう一度行きます、絶対。 12月1日も開館60周年で入れるようだし、あと2回みようかな。。

2012年10月16日~2013年1月14日@東京国立近代美術館 「美術にぶるっ!」ーベストセレクション 日本近代美術の100年



最後のおまけ:その新たな発見。。


頭の上にバッタなんかのってましたっけ?ゴームリーの「反映」って。。

(次に行ったときにヤッパリ、バッタは乗ってなかった。。。。)

2012年10月20日土曜日

【過去を振り返る】2012年10月20日 竹内栖鳳展のブロガー内覧会にも行ってきた

青い日記帳の中村さんのツイートで、今度は山種美術館の竹内栖鳳展の内覧会にいってきた時のツイートのまとめです。

大好きな栖鳳展でしたので、大変ありがたかったです。とはいえ、次の予定があって、予定されていた交流会に参加することもできなかったし、何より慌てていて、ハッシュタグがうまく機能してなかったりで、年寄りの冷や水状態でした。。。汗


#栖鳳展 @山種内覧会(写真ok頂いてます) 斑(漢字違うが)猫、いつ見ても、ウットリさせられるな~♪金泥使ったつややかな毛並みやモデルの猫ちゃんより濃いエメラルドグリーンの瞳、有り得ない反り返り等全て計算し尽くされてるposted at 18:54:52


photo by rosewine
脇にモデルとなったネコちゃんの写真が添えてありますが、栖鳳のネコのほうがはるかに魅力的なのは、そのあり得ない姿態のせいでしょうね。お目目がエメラルドグリーンで、そのアップも撮ってありますが、どうも反射が気になって、うまく撮影できてないんだなー。瞳の中に金泥のきらめきがあるんですが、それがねぇ。。。
photo by rose wine

#栖鳳内覧会(写真ok頂いてます)旨く撮れなかったけど、エメラルドグリーンというと、最も好きな作品緑池、透き通った水面に泳ぐ蛙、これも金泥地が美しいの!posted at 18:58:59

photo by rose wine 
《斑猫》もそうですが、この《緑池》についても以前も写真あげてますが、以前は山種で買った絵葉書を接写してるけど、今度は実写。でも残念ながら、私の腕では微妙に反射するケースの中を撮るのは難しかったー。これも反射している部分をトリミングしてようやくこんな感じ。。


#栖鳳内覧会 (写真ok頂いてます)ここに右京さんが?いや、今日じゃないけど(笑)posted at 19:02:16


photo by rose wine
テレビドラマの「相棒」の今シーズン=第11シーズンの第一回目に、主演の水谷豊扮する杉下右京警部がこの場所でヒミツの会話をするんですよね。成宮寛貴演ずる新相棒甲斐君のお父上であり警察庁次長役の石坂浩二さんと。。ま、栖鳳的にはまったく無関係なわけですが。。。すんません。でも、直後だったからちょっとね

#栖鳳 ところで内覧会 にいらしていた一部のみなさん、館長の解説の時にパシャパシャ撮るのは止めて欲しかった!ルールは守ろうよ、せっかくの良い解説に集中出来なかったわ!posted at 19:09:54

私が気が散りやすいタイプということもあって、一般的にも、展覧会の会場で無関係の事を話しているおばちゃんとか、うるさいひとがいるとダメなんですが、美術好きが集まっているはずなのに、こういうことされると腹がたってしまって、一生懸命ツイートしてみたのです。が、しかーし、ハッシュタグ栖鳳と、ところで。。。の間に空白がなかったために、正しくハッシュタグにリンクされていなかった。。。ガックシ。

その場ではつぶやけなかったけれど、その時の山崎館長のお話や感想を追記したいと思っているのですが、いつの日になるやら。。



2012年8月22日水曜日

【過去日記 2012/8/22】青い日記帳Xレーピン展 『ブロガー・スペシャルナイト』に参戦♪


朝からつぶやいてましたが。。。ブロガーではないんだけれど、FBやTwitterやっているということであれば良いということで、BUNKAMURAで開催中のレーピン展の魅力を教えてくれる座談会が組み込まれた「青い日記帳Xレーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』」というイベントに行ってきました。

青い日記帳というのは美術好きな人の中では有名なブログでhttp://bluediary2.jugem.jp/
フェルメール好きが講じて今や、本も出されている中村さんのブログです。

彼のツイートでイベントを知って申し込んでおいたわけです。レーピンなんて殆ど知らなかったし、面白いお話が沢山聞けて、写真も作品そのものはダメですけど会場風景なら撮ることができるイベントでした。


で、レービンさん、帝政ロシアから革命後までその80余年の人生を生きたそうですが、ムソルグスキーが死ぬ10日前に3日で肖像画をさらさらっと描きあげていたり、


レンブラントの放蕩息子を意識し、時代背景の革命に翻弄される家族を題材にした、構図を練りに練ったストーリーが展開されている作品があったりと、なかなか見ごたえがあります。


戦前は日本でもトルストイブームというのがあって、そのトルストイとの親交があって肖像画も手がけていたせいで、日本でもちょっとは知られていたそうで、革命後、餓死したというデマも流れたとか。。。なんかすごい話ですよね。。


いつもは結構混んでいるbunkamura the museumですが、一応10月8日までの時間がありますけど、今回は空いているそうですから、今のうちが見るチャンスかもしれません。この後浜松市美術館(10/16-12/24)⇒姫路市立美術館(2/16-3/20)と巡回した後神奈川県立近代美術館の葉山館に(来年の4月6日から5月26日)戻ってくるそうですから、東京近辺の人は行くチャンス多くていいですよね。っつことで、お約束の宣伝もちょっぴり。(笑)




2012年6月8日金曜日

【過去日記 2012/6/8】 ジョコンダがいっぱいいたよ

BUNKAMURAで3月31日から開催されている「レオナルド・ダ・ヴィンチー美の理想」

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/12_davinci/index.html

の招待券を頂いたのは開催前だったのに、なんちゃって外交やら、連休の旅行やらで 限られた時間のやりくりがなかなか出来ず、またまた会期終了目前になって滑り込みました。
券を買う人の行列、券を持って入場する人の行列をみた瞬間、あーーあ、またやっちゃった、とハンセイしたけど、まぁ仕方なし。

勉強不足で今回の目玉はパルマにある「ほつれ髪の女」・・・だけだと思ってて、見たことのないその絵を見たんだけど、会場巡って、ルーブルにある「岩窟の聖母」とロンドンナショナルギャラリーの第二版と言われるガブリエルの指指しがない「岩窟の聖母」との間に描かれたと言われる個人蔵の「岩窟の聖母」が展示されることも目玉のひとつだったんですねぇ。。
展示されていたのはルーブルにほぼ近い構図・・でもガブリエルの下にいるヨハネの顔はどっちかというとロンドンのに似てるなぁ。。ってか板に描いてあったのを修復してキャンバスに載せる・・・ってどういうこと?
その疑問には答えてくれないキラキラしてまるで昨日描いたような「岩窟の聖母」は 期待していなかっただけに喜ばしい出会いでした。

ほつれ髪の女は写真でみるより、よかったな。。

で、後半は。。。あらま、びっくり、ホンモノ以外のモナリザがいーーっぱい。
時代が下ってピカソとかの時代になれば、明らかに名画を題材に自分の作品を作りあげる意志をもって描いたわけだけど
16世紀頃は、まだ単なる模写だったんだろうなー、ここに展示されてる沢山のジョコンダたちは。向きが逆のだったり、額がやたら広いお嬢さんだったり、、、微妙だけど、ま、面白いといえば面白い意欲的な企画ということで・・・

さて、明日はどこに行くかな・・・